2017/07/14
梅雨に入りジメジメした暑い日が始まりましたね。
皆様の体調はいかがでしょうか?僕は早くも夏バテしそうです。
さて、いきなりですがここで問題です!
一番影響があるものはご存知の通り湿度です。
カビの快適な環境は温度20度~30度、湿度が60%~90%、
酸素と食べカスや紙があれば繁殖していきます。
リフォームでカビの発生を抑制する方法がいくつかありますが、
今回は、
についてお話します。
まず珪藻土とは何なのか簡単にご説明したいと思います。
800万~1000万年前の藻類の一種である珪藻が沈殿し、
化石化した岩石です。
昔から火に強い土として、七輪、コンロ、レンガの原料として使用されていました。
最近流行りのマットや、ビールやお酒のろ過材としても使用されたりしているとても身近な存在です。
なぜ、珪藻土がカビの抑制ができるかというと、珪藻土が持つ特性が大きく関わっているからです。
珪藻土の特性を室内やトイレなどの壁や天井に取り入れると、
そこで珪藻土の効果をいくつかご紹介します。
珪藻土は目に見えない穴を無数に持ち、吸放湿を半永久的に行います。
夏場の暑く湿気が多い場合は湿気を吸収し、冬場の湿気が少なく乾燥している場合は湿気を放出し湿度を調整してくれます。その調湿性能は、備長炭や竹炭の4倍~6倍とも言われており、カビの抑制や結露してしまうのを防ぎます
さらに人間に最も快適な40%~60%の湿度に保ってくれます。
一般的に、においの原因となっている物は水溶性の分子に付着しているもので、
珪藻土は湿気を吸い取ると同時ににおいの分子も吸着してくれます。
吐き出す際は、人が感じる事が出来ないレベルで吐き出します。
珪藻土は無数の穴が空気の層となる珪藻土は、断熱効果に優れて外気温に影響されにくくなる。
湿度も調整してくれるのでジメジメにならず、エアコン使用量も抑えること出来て省エネに貢献します。
珪藻土は遠赤外線を放射します。
遠赤外線は育成光線とも呼ばれ、人の健康に大きなエネルギーを与えます。
その効果は冷え症の体質改善、関節痛の軽減、疲労回復の促進。
また遠赤外線により自律神経のバランスがとれるので、
アトピーやアレルギー症状、喘息や花粉症の症状も軽減もされます。
カビの抑制の他にもこんなにメリットがあるんですね。
僕も家を購入したら取り入れたいと本気で思いました。
以上、知って得するリフォーム通信でした。