2019/03/01
寒くて湿気の多い家と聞くだけでも残念な要素が沢山思い当たりますが、
我慢して住み続けていると、やはり健康に悪いというデータが、リフォーム産業新聞の記事でありました。
春になって花粉症に苦しんでいらっしゃる方や、何らかのアレルギーを抱えて生活されている方は、とても多いと思います。
そのアレルギーは、大量発生した結露によるカビや、ダニが繁殖しやすい環境の低音高湿の家が引き金になっている可能性があるそうです。
私も、床上1mの室温が16℃未満の寒い家に住んでおります。しかも、断熱材という素材が存在していなかった頃の住宅で、アレルギー性鼻炎にやりやすい家でした。
また、居室温度が18℃以上で寝室湿度が40%未満の家では、皮膚が乾燥してかゆみが出やすくなる事から、快適な家に健康に暮らすには、室内の湿度調整が、鍵になりそうです。
アレルギー性の症状が、少しでも軽減出来るなら、調湿機能のある壁紙やタイルに替えたり、湿気の溜まる玄関には、風を通す小窓が付いたドアにしたり、内窓設置などのプチリフォームを考えてしまいます。
アレルギーから身を守ってくれる機能がある壁紙もあります。今、リフォームをお考えの方は、是非、これらの調湿機能を持つ建材をお選びいただいて快適な生活環境にしていただければ幸いです。
そして、うらやましいです。
数年前に施工したリフォーム写真になりますが、こちらは、調湿、消臭機能のある エコカラットというタイルを貼っている様子です。
玄関ドア リクシル リシェント ドアの中央部分に小窓があり、玄関を閉めたまま、換気が出来ます。